「ほったらかしで楽チンしよう！」電子レンジであったか“煮物”レシピ3選

和食の定番「煮物」。一口食べるとなぜかほっとしますよね。ただ、よく味が染みたおいしい煮物を作ろうと思うと、どうしても手間と時間がかかったり、煮崩れの心配があって、難しいと感じる方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、電子レンジで手軽に作れる煮物のレシピをご紹介します。食べ応え抜群な鶏肉とじゃがいもの煮物や、甘辛い味つけでごはんが進むひき肉と厚揚げの煮物など、忙しいときにもパパっと作れるレシピをピックアップしました。ぜひチェックしてみてくださいね。

味の染みたホクホクのじゃがいもがおいしい、鶏肉とじゃがいもの煮物をご紹介します。切った具材と調味料を合わせたら、あとは電子レンジにおまかせ！だし汁に鶏肉の旨みが溶け出し、シンプルながらも味わい深い一品です。おうちによくある食材と調味料で簡単に作れるので、覚えておくと重宝するレシピです。ぜひレパートリーに加えてみてくださいね。

材料(2人前)

• じゃがいも (計200g)・・・2個
• 水 (さらす用)・・・適量
• 鶏むね肉・・・200g
• 絹さや・・・4枚
• (A)水・・・150ml
• (A)しょうゆ・・・大さじ2
• (A)みりん・・・大さじ2
• (A)砂糖・・・小さじ1
• (A)顆粒和風だし・・・小さじ1

作り方

準備.じゃがいもは皮を剥き、芽を取り除いておきます。
1.じゃがいもは一口大に切り、水に10分程さらします。
2.絹さやはヘタと筋を取り除き、半分に切ります。
3.鶏むね肉は一口大に切ります。
4.耐熱ボウルに水気を切った1、3、(A)を入れ、ふんわりとラップをかけ、600Wの電子レンジで7分加熱します。
5.一度取り出して軽く混ぜ合わせ、2を入れ、ふんわりとラップをかけ、再び600Wの電子レンジで4分加熱します。
6.鶏むね肉に火が通ったら、お皿に盛り付けて完成です。

ほんのりと生姜が香る、豚肉と大根の簡単煮はいかがでしょうか。薄めに切った大根と豚バラ肉のスライスを使うことで、火が通りやすく時短になりますよ。豚バラ肉の旨みに、大根と生姜の風味がよく合います。トッピングでのせるかいわれ大根のピリッとした辛味がアクセントになり、お箸が止まらなくなるおいしさです。ぜひ作ってみてくださいね。

材料(2人前)

• 豚バラ肉 (スライス)・・・150g
• 水 (加熱用)・・・適量
• 大根・・・250g
• (A)しょうゆ・・・大さじ1
• (A)みりん・・・大さじ2
• (A)顆粒和風だし・・・小さじ1
• (A)すりおろし生姜・・・小さじ1/2

-----トッピング-----

• かいわれ大根・・・適量

作り方

準備.大根は皮をむいておきます。かいわれ大根は根元を切り落としておきます。
1.大根は5mm幅のいちょう切りにします。大きめの耐熱ボウルに入れて浸る程度の水を注ぎ、ふんわりとラップをかけ、600Wの電子レンジで3分ほど加熱し、水気を切ります。
2.豚バラ肉は5cm幅に切ります。
3.ボウルに(A)を入れて混ぜ合わせます。
4.1に2を1枚ずつ広げてのせ、3を加えます。ふんわりとラップをかけ、豚バラ肉に火が通るまで600Wの電子レンジで5分ほど加熱します。
5.ラップを外して3分ほど置き、お皿に盛り付け、かいわれ大根を添えて完成です。

ごはんと相性抜群！ひき肉と厚揚げの甘辛煮をご紹介します。厚揚げと豚ひき肉がたっぷり入って、ボリューム満点な一品ですよ。玉ねぎの甘みが甘辛の味つけとよく合い、後を引くおいしさです。今回は豚ひき肉を使用しましたが、鶏ひき肉を使うとあっさりとした味わいに仕上がります。あと一品ほしいときにもぴったりのレシピなので、ぜひお試しくださいね。

材料(2人前)

• 豚ひき肉・・・150g
• 厚揚げ・・・300g
• 玉ねぎ・・・100g
• (A)みりん・・・大さじ1
• (A)料理酒・・・大さじ1
• (A)しょうゆ・・・大さじ1
• (A)砂糖・・・小さじ1
• 小ねぎ (小口切り)・・・適量

作り方

1.玉ねぎは5mm幅に切ります。
2.厚揚げを一口大に切ります。
3.耐熱ボウルに(A)を入れて混ぜ合わせたら、1、2、豚ひき肉を入れてさっと混ぜ合わせてふんわりとラップをし、600Wの電子レンジで3分加熱します。
4.取り出して混ぜ合わせ、再度ふんわりとラップをし、600Wの電子レンジで豚ひき肉に火が通るまで3分程加熱します。
5.お皿に盛り付けて、小ねぎを散らしたら完成です。

いかがでしたか。今回は電子レンジで作れる煮物のレシピをご紹介しました。電子レンジにおまかせしている間に、ほかの作業ができるのもうれしいポイントですよね。どのレシピも耐熱ボウルひとつで作れるので、簡単に作れるだけでなく洗い物も少なくすみますよ。ぜひ今回ご紹介したレシピをレパートリーに加えて、日々の献立にお役立てくださいね。

※ご使用の電子レンジの機種や耐熱容器の種類、食材の状態により加熱具合に誤差が生じます。様子を確認しながら完全に火が通るまで、必要に応じて加熱時間を調整しながら加熱してください。